三菱自動車は30日、PSAプジョー・シトロエンと小型商用車を電気自動車(EV)化するため、EVパワートレインの開発・供給に向けて検討することで合意した。
三菱自は、電気自動車『i-MiEV』をベースにしたPSA向けEVの開発・供給で業務提携しており、今年10月からPSA向けのEVを生産し、PSAは12月から欧州市場に投入する予定。
今回、三菱自とPSAはEV事業の提携拡大で合意した。小型商用車のEVを開発するため、三菱自がEVのパワートレインを開発してPSAに供給することを検討する。電池パッケージングの分析や事業性についても検証する予定。
三菱自とPSAは資本提携の締結に向けて協議してきたがその後、断念したものの、環境関連技術での提携は深めていく方針だ。