J.D.パワーアジア・パシフィックは、米国の自動車についての初期品質調査を実施し、その結果を発表した。
今回で24回目となる調査では、2010年型モデルを購入したかリース契約した人を対象に、2010年2~5月に8万2000人以上から回答を得た。
その結果によると、調査時期が米国でのトヨタのリコール問題のピークだったにもかかわらずセグメント別ランキングでトヨタの6モデルが1位となった。トヨタ自動車でセグメント別でトップとなったモデルはレクサスの『GS』、『GX』、『LS』、サイオン『xB』、トヨタ『FJクルーザー』と『シエナ』。特にレクサスLSはポイント数でトップだった。
また、米国自動車メーカーの評価も全体的に従来より改善した。特にフォードモーター(ボルボを含む)は12モデルがセグメント別ランキングでトップ3にランクインした。ゼネラルモーターズは、10モデルが各セグメントで3位まで入った。
2010年モデルの新型車では、ホンダの『アコード・クロスツアー』、フォードの『マスタング』、『トーラス』、レクサスの「GX460」がセグメント別ランキングで1位だった。