【新聞ウォッチ】鳩山首相の退陣とスバル ステラ 人気

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2010年6月3日付

●菅氏代表選出馬、鳩山後継政権あす発足へ、民主新体制急ぐ(読売・1面)

●公約の自縛財政悪化、次政権の課題「税の番号制」急ぐ必要、新「高速料金」大幅見直しを(読売・11面)

●ガソリン、3カ月ぶり下落(朝日・15面)

●世界最安値ナノ生産増へ新工場、インド・タタ社(朝日・15面)

●三菱自動車、部品保証10年に、国内初顧客維持狙い延長(朝日・15面)

●中国・ホンダ、スト沈静化工場再開、他社波及リスクはらみ(毎日・6面)

●パナソニック「成長市場」に照準、液晶パネル新工場完成(産経・10面)

●スバル“最後の軽”人気、撤退惜しまれ、販売好調(産経・11面)

●引っ越し大手、アート社会長少女にわいせつ、書類送検、容疑認める(東京・24面)

●車向け鋼材値上げ、2万円程度で最終調整、新日鉄・トヨタ、上期、主力品で25%(日経・11面)

●車部品各社「アジア」最高益、今期営業、タカタやスタンレーなど(日経・15面)


ひとくちコメント

鳩山由紀夫首相が辞任を表明した。戦後初の本格的な政権交代で誕生してからわずか8か月余の退陣劇である。2日付の夕刊に続き、きょうの各紙の朝刊でも「鳩山首相退陣」関連の記事を10ページ前後も割いて取り上げている。

社説のタイトルを並べると、読売は「脱『二重権力』で政策転換図れ」、朝日は「『維新』の出直しに挑め」、毎日が「民主党は猛省して出直せ」、産経は「国民に信を問うのが筋だ。これ以上国益失う政治やめよ」、東京は「国民が置き去りだ」、日経は「期待を失望に変えて去る鳩山政権の罪」と、去る者は追わずではないが、あす発足する新体制への注文が目立つ。

ただ、両院議員総会での鳩山首相のスピーチの中で、気になる発言があった。それは「国民の皆さんが徐々に徐々に聞く耳を持たなくなってきてしまった。そのことは残念でなりませんし、まさにそれは私の不徳の致すところと、そのように思っています」というフレーズである。

言い方を変えれば、「私は国民の皆さんのお暮らしが必ず良くなるように、正しい方向性を示した。しかし、それを皆さんは耳を傾けようとしなくなった」とも受け取れる。自動車メーカーに例えると、「ユーザーのために素晴らしい車を一生懸命に開発したが、それでも購入してくれなかったので、会社の業績が悪化してしまった」と言っているようなものである。

それ以上のコメントは控えるが、「富士重工業にとって、最後の軽自動車となる『ステラ』の販売が伸びている」と、きょうの産経が報じている。スバルの軽乗用車づくりからの撤退を惜しむファンが少なくないからだという。

一国の首相の退陣と軽自動車 の撤退を同次元で比べるのもどうかと思うが、国民の期待を背負ってきた鳩山首相だけに、ステラのような有終の美を飾ってほしかった。
《福田俊之》

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