ランボルギーニの新型車、イオタが復活か

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  • ミウラ・イオタ(1970年)

ランボルギーニは1日、新型車のティーザーキャンペーンを開始した。『ムルシエラゴ』の後継車と見られ、そのネーミングは『イオタ』(JOTA)が有力だ。

現行のムルシエラゴは、2001年に発表。『ディアブロ』の後継車として誕生した。それから9年。ランボルギーニはムルシエラゴの後継車に、イオタのネーミングを与えるという。

イオタといえば、ランボルギーニの幻のスーパーカー。1969年にモータースポーツ参戦に向けた実験車両として、1台のみが生産された。ところが、イオタは1971年、高速走行テスト中に大事故を起こしてしまい、廃車に。これとは別に、当時市販されていた『ミウラ』をベースとしたイオタのレプリカモデルが、少数存在する。

ランボルギーニは次期ムルシエラゴに、イオタのネーミングを冠する計画。そのミッドシップには、排気量を現行の6.5リットルから7.0リットルへ引き上げたV型12気筒ガソリンエンジンが搭載され、最大出力は700psをオーバーする見込みだ。

また、ボディにはカーボンファイバーが多用され、車両重量は現行比で150kg以上軽い1500kgへ、ウェイトダウン。その結果、0-100km/h加速は3秒フラット、最高速は370km/hと、世界屈指の性能を持つスーパーカーに進化を遂げるという。

新型イオタは、9月のパリモーターショーでデビューを飾る予定。そのティーザー写真からは、ボンネット部分のデザインが、わずかながら確認できる。

《森脇稔》

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