15 - 16日、ドイツで開催された「第38回ニュルブルクリンク24時間耐久レース」。プジョーの新型2ドアスポーツクーペ、『RCZ』がクラス優勝を達成した。
新型RCZは、2009年9月のフランクフルトモーターショーでデビュー。小型のプレミアム2+2スポーツクーペ。ボディサイズは全長4287×全幅1845×全高1360mm、ホイールベース2612mm。
プジョーは15‐16日、ドイツで開催された第38回ニュルブルクリンク24時間耐久レースに、新型RCZで参戦。フランス人チームとドイツ人チームの2台体制でエントリーした。
参戦カテゴリーは、「D1T」。1.7 - 2.0リットルのディーゼルエンジンを積む市販車クラスだ。RCZの2.0リットル直列4気筒ターボディーゼル「HDiFAP」は、最大出力200psを発生する。市販モデルからの改造点は、リアウイングやロールケージ追加など、最低限だ。
カーナンバーは200と201。これはプジョーの創業200周年にちなんだものだ。そして、ドイツ人チームの201号車がクラス1位、フランス人チームの200号車がクラス3位で完走。総合では、それぞれ50位と82位につけた。プジョーは「世界で最も過酷なレースで、信頼性やパフォーマンスを実証できた」と語っている。