フォード エクスプローラー 新型はレンジローバー似?

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新型エクスプローラーのティーザー
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フォードモーターは14日、年内に発売予定の新型『エクスプローラー』のティーザーキャンペーンを開始した。

すでに次期エクスプローラーには、フォードの新世代ガソリンエンジン、「エコブースト」の搭載が決定済み。直噴ターボと可変バルブタイミング機構の組み合わせにより、排気量のダウンサイズを図りながら、パワーと環境性能の両立を図る。次期エクスプローラーには、2.0リットル直列4気筒ターボが用意される。

また4WDに関しては、「インテリジェント4WD」に、「テレーンマネージメント」を追加した新システムを採用。シフトレバー後方のダイヤル操作によって、「スノー」「サンド」「マッド」「ヒルディセント」「ノーマル」の4WDモードが選択できる。エンジン、ブレーキ、トラクションコントロール、スタビリティコントロールなどを統合制御し、路面状況を問わず、安定した走行性能を実現するメカニズムだ。

フォードは今回、新型の写真1枚を公表。チーフエンジニアのジム・ホランド氏と、新型のボンネット&ヘッドライトの一部が写ったものだ。

新型の特徴として指摘できるのは、クラムシェルフード。これは、ランドローバーの『レンジローバー』に見られるボンネットデザインだ。実はジム・オランド氏は2002年、フォード傘下だったランドローバー時代の現行レンジローバーの開発を担当しており、その流れを汲むデザインが新型エクスプローラーにも導入されるようだ。

エクスプローラーは1995 - 2004年、米国のベストセラーSUVに君臨。年内に発売される新型で、フォードは再びベストセラーの座を狙う。

《森脇稔》

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