ポルシェは12日、『911GT2RS』を発表した。動画共有サイトでは、そのPR映像が公開されている。911GT2RSは『911GT2』をベースに、90psのパワーアップと70kgの軽量化を実施した『911』シリーズ最強バージョン。3.6リットル水平対向6気筒ツインターボエンジンには、可変ジオメトリーターボなどに専用チューンが施され、最大出力は911GT2比で90psアップの620psを獲得する。これは、歴代ポルシェの市販モデルとしては、最強のスペックだ。カーボンファイバー製フロントフードなど、軽量化を徹底しているのも911GT2RSの特徴。バケットシートにはCFRP(カーボンファイバー強化プラスチック)を使用するなどして、911GT2比でトータル70kgの軽量化を実現。車両重量は1370kgに抑えられ、パワーウェイトレシオは2.21kg/psを達成する。動力性能は0 - 100km/h加速3.5秒、最高速330km/hの実力。ポルシェによると、ドイツ・ニュルブルクリンクでのラップタイムは7分18秒と、日産『GT-R』よりも8秒以上速いという。911GT2RSは、全世界500台の限定モデルとなり、欧州では9月から販売開始。ドイツでの価格は23万7578ユーロ(約2800万円)だ。その優れたパフォーマンスをアピールした映像は、動画共有サイトで見ることができる。
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