フォードモーターが、米国で今夏発売する新型『フィエスタ』をPRする目的で開設した「フィエスタチャンネル」。3日、ランボルギーニ『ガヤルド』との一風変わった対決映像が公開された。新型フィエスタは2008年秋、欧州市場で発売。すでに欧州とアジアを合わせた累計販売台数は、50万台を突破している。フォードは、米国での小型車シフトの高まりを受けて、フィエスタの米国導入を決定。2009年12月のロサンゼルスモーターショーで、米国仕様を初公開した。米国向けのフィエスタは、5ドアハッチバックと4ドアセダンの2ボディを設定。エンジンは当面、1.6リットル直列4気筒ガソリンの1機種で、「Ti‐VCT」(ツイン・インディペンデント・バリアブル・カムシャフト・タイミング)を採用して、最大出力119ps、最大トルク15.1kgmを引き出す。トランスミッションは、5速MTと6速AT「パワーシフト」。米国EPA(環境保護局)予想燃費は、高速17km/リットルとクラストップ水準だ。フォードは今夏のフィエスタ発売を前に、「フィエスタチャンネル」を開設。その最新映像で、大胆にもフィエスタをランボルギーニ『ガヤルド』と対決させた。対決といっても、ガヤルドは5.2リットルV10(560ps、55.1kgm)を搭載するスーパーカー。スタートダッシュでは、フィエスタがかなう相手ではない。そこでフォードは、タイトコーナーを組み込んだパイロンスラロームで2台を対決。フィエスタの取り回し性能がアピールされた映像は、動画共有サイトで見ることができる。
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