アストンマーチンは10日、『V12ヴァンテージ』を年内に米国で発売するとアナウンスした。欧州に続いて、販売エリアを拡大する。
V12ヴァンテージは、2009年3月のジュネーブモーターショーでデビュー。6.0リットルV型12気筒ガソリンエンジンを搭載する同社のフラッグシップモデルだ。アストンマーチンによると、同社96年の歴史において、最強のパフォーマンスを誇るモデルだという。
アストンマーチンは今回、このV12ヴァンテージの米国発売を決定。同時に特別仕様車の「カーボンブラック」も投入する。
カーボンブラックは、V12ヴァンテージのエクスクルーシブ性を、さらに強調した特別仕様車。カーボンブラックメタリックのボディカラーは、アストンマーチンの職人が手作業で塗装を行い、入念な仕上げ検査まで含めると、1台約50時間という手間がかけられている。
アストンマーチンのウルリッヒ・ベッツCEOは、「V12ヴァンテージはパワフルなエンジンを載せ、完璧なパフォーマンスを備えるモデル」と自信を見せている。