FUJI SPRINT CUP実行委員会は5月2日、「JAF Grand Prix SUPER GT&Formula NIPPON FUJI SPRINT CUP 2010」の概要を発表した。SUPER GT(スーパーGT)とFormula NIPPON(フォーミュラ・ニッポン)のレースが同時開催されるイベントだ。
20年振りの復活となる「JAFグランプリ」タイトルが付与される本大会は、富士スピードウェイで3日間の日程で開催される。11月12日をフリー走行・予選日とし、決勝レースは、フォーミュラ・ニッポン、SUPER GT・GT300クラス、同GT500クラスの順で、11月13日と14日の両日開催する。
また併催レースとして、日本で最も参加台数が多いJAF公認のナンバー付車両によるワンメイクレースで、本大会では東南アジアからの参加も予定されている「ネッツカップヴィッツレース」(グランドファイナル)、日本独自のナショナルフォーミュラ「F4」(コンストラクター日本一決定戦)、往年の日産『サニー』やトヨタ『スターレット』などが当時のカラーリング姿で参戦する「マイナーツーリングカーレース」を組み込んだ。
さらに、マツダ『ロードスター』(レース車両)を使用し、レース界を牽引してきた往年のトップドライバーによる「レジェンドカップ」をエキシビジョンレースとして実施する。
メインレースの決勝レースは、フォーミュラ・ニッポン、SUPER GT・GT300クラス、同GT500クラスの順で、それぞれ100km(22周)のスプリントレースを11月13日と14日の両日開催する。いずれもレギュラーシーズン後に開催される特別戦となる。表彰式は、全レースの終了後に3カテゴリー併せて実施する。
暫定スケジュールでは13日予選、14日決勝の2日間の日程だった。
本大会をより多くの人に認識してもらうため、特設ウェブサイトが6月に開設される予定だ。