アウディの米国法人、アウディオブアメリカは27日、「トニー・スターク・イノベーション・チャレンジ」の概要を明らかにした。映画、『IRON MAN2』(アイアンマン2)公開に合わせたアイデアコンテストだ。
『IRON MAN』は2008年5月に公開。ロバート・ダウニー・Jrが演じる主人公、トニー・スタークが鋼鉄の仮面をまとい、自らが開発した最新兵器を撲滅するべく戦うというストーリーだ。
その第2作『IRON MAN2』が26日、米ロサンゼルスでワールドプレミア。アウディはフラッグシップスポーツ『R8』のオープン版、『R8 V10スパイダー』(日本名:『R8スパイダー』)をトニー・スタークの愛車として提供するなど、映画に全面的に協力している。
アウディオブアメリカは、5月7日の映画公開を前にした今回、トニー・スターク・イノベーション・チャレンジを行うと発表。18歳以上の米国在住者で、「Facebook」や「Twitter」などソーシャルメディアの会員であれば、誰でも参加可能だ。
参加者は、画期的技術を使った生活向上アイデアを、2分間の動画にまとめて応募。そのアイデアはソーシャルメディア上で公開され、閲覧者の人気投票によって、上位数作品に絞り込まれる。その後、各方面のエキスパートによる審査を行い6月28日、最優秀作品を決定する。
最優秀作品には、賞金として1万5000ドル(約140万円)を贈呈。さらに、カリフォルニアの3泊4日ツアーに招待され、サンタモニカのアウディデザインセンターの見学や、サーキットでのR8のテストドライブ、水陸両用車への同乗試乗などが楽しめる。
アウディオブアメリカのマーケティング責任者、Scott Keogh氏は、「トニー・スタークも驚くような実現可能なアイデアを送ってほしい」とコメントしている。