日野自動車は22日、大型トラクタ『スーパードルフィン』『プロフィア』2車種の変速機に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2000年5月22日 - 07年10月24日に製作された688台。
変速機内部の車速センサ用ロータの表面硬度が不適切なため、ロータ端部が摩耗し、変速機後端のフランジカップリング締付ボルトが緩んでフランジカップリングが抜け出し、プロペラシャフトとともに脱落するおそれがある。
全車両、変速機の銘板を確認し、該当するものは点検をして、車速センサ用ロータまたは変速機を対策品と交換する。
不具合発生件数は8件で、市場から情報で発見した。事故は起きていない。