[動画]セブリング12時間耐久レース…コルベット 同士がピットで衝突

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2台のコルベットの衝突映像
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ALMS(アメリカン・ル・マン・シリーズ)開幕戦、セブリング12時間耐久レースが20日、米国フロリダ州セブリング・インターナショナル・レースウェイで開催された。GMワークスの『コルベット』2台が、ピットレーンで衝突するというトラブルに見舞われている。

GMのモータースポーツチーム、「コルベットレーシング」は、ALMSのGT2クラスへ、コルベットのレース専用車、「C6.R」を投入。2010年モデルでは、ALMSの新レギュレーションと、ルマン24時間レース・GT2クラスの新レギュレーションに適合させるため、V8エンジンの排気量を6.0リットルから5.5リットルへ縮小した。それでも最大出力は492ps/5800rpmと、2009年モデルを22ps上回る。燃料はALMSではE85エタノール、ルマンではE10を使用する。

マシンの基本構造は、2009年モデルから変更はない。コルベットの最強グレードの「ZR-1」から流用されたチューブラースチールセーフティケージ構造のアルミフレームは、そのままだ。ZR-1との外観上の違いは、大型タイヤを収めるためのワイドフェンダー。大型リアスポイラーなど、空力性能を高めるパーツも追加された。車両重量は1245kgと、市販のZR-1に対して263kg軽量化された。

2010年モデルのC6.Rのデビュー戦となったのが、セブリング12時間耐久。コルベットレーシングは2台のC6.Rを出走させたが、問題の衝突事故はスタートから3時間10分が経過した頃、発生する。

まず3号車がピットイン。タイヤ交換と給油を終え、素早く再スタートしたところ、ピットインしてきた4号車が、3号車のサイドに突っ込んだ。3号車はコースインしたものの、白煙を上げ、再びピットへ。4号車は、修復作業にかなりの時間を要した。この事故が響いて、コルベットは開幕戦、8位と9位という結果に終わっている。

ピットクルーの慌てぶりが印象的な同士討ち映像は、動画共有サイトで見ることができる。

《森脇稔》

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