BMWグループのMINIは11日、新型車『カントリーマン』に装備される「センターレール」を使ったアイデアコンテストを開催すると発表した。
カントリーマンは2010年1月、ハッチバック、『クラブマン』、『コンバーチブル』に続く第4のモデルレンジとして登場。MINIブランド初のSUVを提案するモデルだ。その特徴装備のひとつが、センターレール。これは、前後席の中央を貫くようにレールが配され、その上をカップホルダーやコンソールが移動するというもの。MINIは、このセンターレールを使ったアイデアコンテストを開催する。
すでに専用ウェブサイトには、センターレールの上でチェスを楽しむアイデアや、ペットの犬や猫が移動する愛らしいもの、中には肉や魚が焼けるグリルなど、ユニークな作品が集まっている。
最優秀作品は、2010年10月のパリモーターショーにおいて、実車のカントリーマンに組み込まれて発表。設計者はパリへ招待され、自分の名前が刻まれたアイデアが、全世界へ発信される瞬間に立ち会える。2位と3位にはApple社の『マックブックプロ』、4位と5位には『i-Podタッチ』を進呈。応募は5月11日まで受け付けている。