フタバ産業は12日、3月11日にダイハツ工業が国土交通省に届け出たへ『ハイゼット』など3車種のリコールの原因となった緩衝装置(ロアアーム)に関して、同社製の製品だと公表した。
同社製の前輪緩衝装置のロアアームのナックル連結部のかしめが不足しているものがあり、縁石などに衝突した場合、ロアアームからナックル連結部が外れて走行不能になるおそれがあるとしてリコールを届け出た。対象台数は27万4324台。
フタバ産業は今回のリコールで点検や交換、対策費用について、ダイハツから請求が見込まれ、その場合は、補償費用を特別損失として計上し、金額については現在、ダイハツと協議中で、確定次第公表するとしている。