昨年はコンストラクターズ8位に沈んだ、2005&2006年ワールドチャンピオンチームのルノー。スキャンダルの責任を取ってチームを去ったフラビオ・ブリアトーレの後任、エリック・ブイエ代表新体制のもと新シーズンに臨むルノーの今シーズンの目標はトップ4入りだという。
「悪天候を除けば、全体的な準備は非常にうまく行ったと思う。マイナートラブルはいくつかあったものの、これも冬季テストにはつきものだから。走りも信頼性も全体的にはとても良かった。われわれの強みは人間力にある。モチベーションも高く、対応力に優れ、先を見通す力があるよ」とチームを評価したブイエ。
テストではあえて燃料を満タンで臨んでいたため、他チームとの比較は難しいとしながらも「パフォーマンスにおいてはトップ4(フェラーリ、マクラーレン、メルセデス、レッドブル)に近づけたと思う」とコメントしている。