プジョーは5日、ジュネーブモーターショーにおいて、一般ユーザー参加による1000km燃費チャレンジ、「プジョーエコカップ」の結果を発表した。優勝チームのプジョー『308』は、31.84km/リットルという驚異的な燃費をマークした。プジョーエコカップは、一般ユーザー参加のエコラン大会。プジョーの最新ディーゼル車を運転し、フランス・パリからスイス・ジュネーブまでの約1000kmで、燃費を競う。ルートは一般道で、途中、降雪路も含まれる。使用する車両は、『207HDi90』『308HDi FAP110』『3008HDi FAP110』『5008HDi FAP110』の4台。この4台に、各チームメンバー、4名が分乗する。ユニークなのはフランス、ドイツなど欧州18か国の対抗戦方式で行われる点だ。各国から抽選で選ばれた18チーム、合計72台が、エコラン競争に挑んだ。また、単に燃費を競うだけでなく、参加者は30 - 36時間という時間制限の下で、1000kmを走り抜くというルール。2月28日にパリを出発し、3月2日のゴール、ジュネーブを目指した。優勝チームの燃費は以下の通り。308HDi FAP110 31.84km/リットル207HDi90 30.83km/リットル5008HDi FAP110 30.01km/リットル3008HDi FAP110 28km/リットル トップの308もさることながら、驚くのは7シーターミニバン、5008が30km/リットル超の燃費をマークした点だ。プジョー・ディーゼルの環境性能の高さをアピールする結果となった。プジョーのジョン・グッドマン氏は、「今回のイベントで、プジョーの燃費の良さを認識していただけたと思う」とコメント。優勝チームの4名には、このプジョー4台がプレゼントされた。