トヨタ自動車は17日夕、東京都文京区の東京本社ビルで、品質改善策についての記者会見を開催する。同社の情報開示姿勢についての批判が高まる中、この会見をスタートに、役員が出席する品質関連の会見を定期的に開催する検討も進めている。
同日は、豊田社長と佐々木副社長が出席し、ハイブリッド車の新型『プリウス』のリコール対策の進行状況について報告。同時にリコールを届け出た『SAI』(サイ)とレクサス『HS250h』についてのリコール対応についても説明する予定。
新型プリウスのブレーキ不具合関する問題で豊田社長が会見を開くのは3回目だが、同社は、今後も品質関連の情報を開示する必要があると思われるときは会見を開く用意があるとされる。17日の会見は、こうした品質改善の取り組みの情報開示の方法についても言及される見通し。