【ジュネーブモーターショー10】プジョーの最上級サルーン、508 を示唆

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プジョーは15日、『5 byプジョー』の概要を明らかにした。プジョーの最上級サルーンのコンセプトカーで、ディーゼルハイブリッドを搭載。現行『407セダン』と『607』の後継車、『508』を示唆したものと見られる。

5 byプジョーは、3月2日に開幕するジュネーブモーターショーで正式発表。コンセプトカーとはいえ、ほぼ市販レベルの仕上がりであることから、新型508のデビューは、9月のパリモーターショーとの見方が有力だ。

プジョーは2010年1月、『SR1』という2ドアクーペ&カブリオレのコンセプトカーを披露。今後のプジョー市販車のヒントが込められた1台だったが、そのSR1のフロントマスクが、5 byプジョーに反映された。

具体的には、グリルやLEDを組み込んだヘッドランプのデザインが、SR1と共通イメージ。ボンネットには新しいプジョーエンブレムが添えられ、新世代プジョーをアピールしている。

全体のフォルムは、ボンネットからトランクリッドまで、滑らかなラインで構成し、エレガントな雰囲気を演出。足元は19インチのアルミホイールで引き締められた。3分割のテールライトクラスターは、夜間の被視認性を高めるとともに、かつてのプジョー車を連想させるデザインを狙った。

ボディサイズは、全長4860×全幅1880×全高1420mm、ホイールベース2815mm。プジョーは、ミドルクラスの407セダンとラージクラスの607を、次期型では統合する方針と伝えられる。5 byプジョーは、407セダンよりも168mm長く、607よりも42mm短い。両車の後継車として、適度なボディサイズといえる。

パワートレーンは、プジョーが2011年に『3008』で実用化する「ハイブリッド4」。フロントのエンジンは、2.0リットル直4ディーゼルターボ「HDi FAP」で、最大出力165psを発生。リアに置かれるモーターは、最大出力38psで、トータル203psを引き出す。エンジンが前輪、モーターが後輪を駆動する4WDで、欧州複合モード燃費は26.3km/リットル、CO2排出量は99g/kmと環境性能は高い。

《森脇稔》

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