ダイハツ工業は、小型乗用車『ブーン』をフルモデルチェンジし2月15日から販売を開始した。販売目標は月間800台。
トヨタ自動車との共同開発車で、生産はトヨタ『パッソ』とともに、ダイハツの池田工場で組み立てる。
新型ブーンは、全車CVT搭載などにより、低燃費化・低排出ガス化を実現した上で、「素」の美しさを極めたシンプルなデザインと、使い勝手の良さを追求しながら、価格を抑えた。
全車にCVTを搭載し、「CL」、「CL“Limited”」の2WD車は2010年度燃費基準+25%を、「CX」は2010年度燃費基準+15%を達成し、エコカー減税・エコカー補助金・グリーン税制に適合する。実際の走行状態に近いJC08モード走行燃費で、20.8km/リットルを実現し、ダイハツとしては初めて2015年度燃費基準を達成した。
価格はCLの2WDが110万円。