米国トヨタ自動車販売は21日、アクセルペダルの不具合のためトヨタブランド8モデル約230万台を自主的にリコールすると発表した。レクサスおよびサイオンブランドは今回のリコールに含まれていない。
アクセルペダルの機構上の問題により、ペダルが踏み込みにくくなったり、踏み込んだ状態からアイドリングの位置へ戻りにくくなる恐れがあるという。対象は2009年から2010年モデルの『カローラ』や『RAV4』、2007年から2010年モデルの『タンドラ』など8車種。
米国トヨタは2009年11月に純正品以外のフロアマットがアクセルペダルに巻き込む事故を受け、レクサス車など約420万台の自主回収を発表している。今回の自主回収はこれとは別の不具合だが、対象となる230万台のうち約170万台のトヨタブランド車は両方の事案に該当するという。