「国際カーエレクトロニクス技術展」(カーエレJAPAN)が20日、東京・有明の東京ビッグサイトで開幕した。今回は「EV・HEV駆動システム技術展」も同時開催され、国内外から238社が出展した。
多くの来場者が開幕前から詰めかけ、受付の前には長い行列ができていた。会場内も大変な賑わいで、なかなか近づけないブースもあったほど。この人気の裏には主催者、リードエグジビジョンジャパンの努力があった。
「自動車業界は厳しいので、一人でも多くのお客様を集めようということで、名古屋から無料の新幹線ツアーを組みました。費用も大変でしたが、不況だからこそ、全力を尽くした」と同社の石積忠夫社長。
やはり来場者を多く集めようと思ったら、主催者も知恵を絞って、いろいろな企画を考えることが大事だ。昨年来場者が激減した東京モーターショーの関係者もみならってほしいものだ。