また、会場では都市の様子をリアルに再現しながらガイドするiPhone用「iGCM」のサンプルデモを見ることができた。デモはラスベガスの街並みをドライバー目線で再現したもの。ゼンリンではこれまでカーナビ用GCM(Guidable City Model)として、欧米向けに開発を進めてきたが、今回のデモは新たにiPhoneでもGCMが有効利用できることを証明するために実施された。街並みを3D化して見せる機能は、日本では既にお馴染みだが、海外ではドイツのPNDメーカー・NAVIGONが採用したものの、普及はそれほど進んでいない。今回のサンプルはiPhoneにも対応することで、GCMの魅力をより多くの人に知ってもらうために開発された。
《会田肇》