1995年以来、久しぶりに敵としてチャンピオンシップを戦うことになるフェラーリとミハエル・シューマッハ。
1996年から2006年までの在籍期間で5度のドライバーズタイトルを獲得し、その後もコンサルタントとしてチームの一員としてフェラーリを牽引してきたシューマッハという存在がなくても、フェラーリが充分強いことを証明する必要があるとステファノ・ドメニカリ代表は意気込んでいる。
「もちろん、誰しもがミハエルを強力なライバルになるだろうと予想している。昨年フェリペの代理として候補に挙がったのも、ミハエルが非凡で、最高のドライバーであるからに他ならない。彼の決断を喜ばないファンもいるだろうが、お互いに築き上げた栄光は色あせることがない」
「ミハエルが他のチームのヘルメットを被っている姿を見るのは辛いが、ミハエルにも全世界にもわれわれが強いチームであることを示したい」と、ドメニカリ代表はコメントしている。