【デトロイトモーターショー10】サメに襲われる! MINI ビーチコマー発表

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MINIビーチコマー
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MINIのプレスカンファレンスは、真冬のデトロイトに最も似つかわしくない情景であるビーチがテーマ。

電気自動車の『MINI E』に乗って登場したBWMセールス&マーケティング部門担当取締役イアン・ロバートソン氏がスピーチ。昨年の販売実績は厳しい経済状況のなかで前年をわずかに下回ったことを明らかにした。だが、MINIの経済性や先進性は米国内でも着実に評価を得ているという。

続いてロバートソン氏はかつての『モーク』をイメージしたという『MINI ビーチコマーコンセプト』を紹介。まずサーファー風の格好をした男性が登場しアクロバティックなダンスを披露。すると助手席に若い女性を乗せたビーチコマーが登場。運転席はなんとサメ。サーファー達はサメに恐れをなして逃げていく……、と思いきや、サメと意気投合して仲良く帰っていくというもの。

MINI ビーチコマーにルーフおよびサイドドアはなく、リアにはタイヤではなくシューズなど収納するケースを装着。スタイルはSUV風だが、Mini『モーク』やシトロエン『メアリ』のように浜辺が似合うレトロな雰囲気が漂う。それでいてヘッドライトやお馴染みのインパネに目をやれば疑いなくMINIファミリーの一員であると分かる。ただ、イグアナ風のフロントフェイスは、ハッチバックの小動物的かわいさとは異なる個性を放っている。

《北島友和》

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