フォードは11日、デトロイトショー開幕一番手のプレスカンファレンスをCOBOアリーナで盛大にとりおこなった。目玉は初公開となる新型『フォーカス』。フォードの新しいCセグメントプラットフォームを採用した世界戦略ハッチバック&セダンだ。
新型はフォードのデザインフィロソフィー「キネティック」を採用し、存在感のあるデザインとした。また、先日発表されたばかりのマイクロソフトとの共同開発となる最新の車載テレマティクス「マイ・フォード・タッチ」を採用する。カンファレンスでは「燃費性能」「運転の質感」「安全性」「技術」「クラフトマンシップ」の5つのジャンルそれぞれの開発責任者が登場し、新型の魅力を解説した。
カンファレンスの終盤にはビル・フォード、エグゼクティブチェアマンが登場し、2011年に新型フォーカスをベースとした電気自動車(EV)を発売することを正式に発表した。また、2012年には新型フォーカスと同じプラットフォームを採用した次世代ハイブリッドと、プラグインハイブリッドを生産する工場が稼働を開始することを明らかにした。