三菱ふそうトラック・バスは26日、小型トラック『キャンター』とマイクロバス『ローザ』の四輪駆動用トランスファに不具合があるとして、国土交通省にリコール(改修・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、1999年8月5日 - 2009年6月5日に製作された857台。
オートマチックトランスミッションを搭載した四輪駆動車で、トランスファ内インターナルギヤ端部に装着されているシールキャップの耐圧生不足により、オートマチックトランスミッションフルードがトランスファを経由して外部に流出し、走行不能に至るおそれがある。
全車両、耐圧生を向上したシールキャップ付のインターナルギヤに交換する。
不具合発生件数は8件で、市場からの情報で発見した。事故は起きていない。