逃げられる車はない…日産 GT-R のパトカー登場

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GT-R アブダビ警察仕様
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日産UAEは15日、『GT-R』がアブダビ警察にパトカーとして配備されたと発表した。

GT-Rは、2007年10月の東京モーターショーでデビューした日本が誇るスーパーカー。3.8リットルV6ツインターボ(485ps/6400rpm、60kgm/3200 - 5200rpm)に、独立型トランスアクスル4WDと6速デュアルクラッチトランスミッションを組み合わせ、0-100km/h加速3.5秒、最高速310km/h(リミッター解除時)という驚異的な性能を発揮する。

GT-Rは今年4月、ドイツ・ニュルブルクリンクでタイムアタックを行い、7分26秒70という自己ベストタイムをマーク。日本での価格は861万円からで、すでに欧米を中心に輸出も行われている。

そんなGT-Rを、中東のアブダビ警察がパトカーとして導入。ボディカラーはホワイトを基本に、ボンネットやドアを赤で塗装。ルーフにはフラッシュライトが装着された。チェッカーフラッグ風のデカールは、F1開催国らしい。「GT-Rのパトカーから逃げられる車はない」というのが、日産UAEのコメントだ。

アブダビでは潤沢なオイルマネーのおかげで、フェラーリやランボルギーニといったスーパーカーに乗る富裕層も珍しくない。また、ロールスロイスやマイバッハといった超高級車も、頻繁に走っている。GT-Rのパトカーは、そうした高性能車の速度超過に目を光らせることになる。

《森脇稔》

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