日本自動車連盟(JAF)と警察庁は、シートベルト着用状況全国調査を実施し、その結果を発表した。
調査は10月1日 - 14日の間、自家用乗用車等の利用者を対象に実施した。一般道の運転者の着用率は96.6%で、前年よりも0.7ポイントアップした。高速道路では99.2%で、前年よりも0.2ポイントアップし、100%に近付いている。
後部座席のシートベルト着用率は、高速道路で63.4%となり、前年よりも0.9ポイントアップした。一般道は33.5%で前年より2.7ポイント向上した。
今回の調査では、全体的にシートベルト着用率は向上した。昨年は改正道路交通法の施行(全席シートベルト着用義務化)にともない、後部座席での着用率が大幅にアップしたが、運転者と助手席同乗者の着用率と比べると低いままだ。