米国トヨタ販売は、3日(日本時間4日深夜1時)にラスベガスで開幕するSEMAショーで、レクサス『IS』のオープンモデル、『IS-C』のチューニングカー4台を出品する。
SEMAとはスペシャル・エクイップメント・マニュファクチャラー・アソシエーションの略で、米国のアフターパーツメーカーの統括組織。毎年11月に開催されるSEMAショーは、日本のオートサロン、ドイツのエッセンショーと並んで、世界3大チューニングカーショーに位置づけられる。
4台のIS-Cのうちの1台が、『IS350C byフォックスマーケティング』。レクサス車のカスタマイズを得意とするフォックスマーケティング社が、IS-Cをスポーティに変身させた。
ボディカラーは「フォクシーグリーン」と名づけたカスタムペイント。フロントフェンダーとサイドスカートは、ISシリーズの最強モデル、『IS-F』から移植した。50mm拡幅されたワイドボディが迫力を演出する。
フロントにはリップスポイラー、トランクにはカーボンファイバー製リアウイング「SEIBON」を装着。リアバンパーも大型タイプに交換された。ブラックのアルミホイールが足元を引き締める。
3.5リットルV6エンジンには、スーパーチャージャーの「プロチャージャーC-2」を追加。スプリングはヨナカ製「スペックII」で36段階の車高調整を実現する。ブレーキはレクサス純正「F-スポーツ」で、6ピストンキャリパーが採用された。
昨年のSEMAショーでは、『IS-F』のカスタムカーがレクサスブースのメインステージを飾った。2009年の主役は『LFA』で、その脇を4台のIS-Cが固めるという構成になりそうだ。