【東京モーターショー09】鈴商 スバッセV に風は吹くか

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鈴スパッセ-V
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鈴商が東京モーターショーで発表したのが『スパッセ-V』。Vは「Velocity Made Good」(VMG)が由来。VMGとはヨットの用語で、風を受けて良い方向に走ること(※)。

全長×全幅×全高は3873×1953×1160mmの短く幅広く低いボディは、アルミツインチューブモノコックとスティールチューブサブフレームのシャーシにFRPのボディで、わずか車重850kgと軽自動車並みを実現。このボディに2.3リットル、264psのエンジンを積むのだから、パフォーマンスは期待できる。

シャーシはF3ドライバーだった鈴木敏夫とその息子が設計。エクステリアデザインは、F2やGCマシンの制作をしていた三村健治。

今回の展示はプロトタイプだが、そう遠くないうちの発売が期待できそうだ。鈴商では2010年秋の発売を目指す。

※鈴商による。より正確には、現在位置から目標位置まで直線移動すると仮定したときの速度。実際に帆走する速度ではない。帆船は風向によっては目標に対し直進できないため、いったん異なる方向へ帆走し、方向転換するので、こういった考え方が必要になる。

《松本明彦》

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