【ホンダ ステップワゴン 新型発表】原点回帰

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  • 開発責任者、小西真

4代目となったホンダ『ステップワゴン』、その開発目標は「次世代のミニバンスタンダードを確立して、ミニバンのナンバーワンを目指す」というものだ。

今回の開発責任者である本田技術研究所主任研究員、小西真さんは「3代目では販売実績が初代、2代目と比較しあまり芳しくなかったので、4代目ではやれることはすべてやってやろうと思った」と話す。

初代、2代目と圧倒的シェアを誇った『ステップワゴン』だが、3代目では苦戦を強いられた。そこで「この4代目は、本来のミニバンが持っている機能性や使いやすさとか乗ってわくわくするということを考えて、空間を重視したみんなが楽に乗れるミニバンを目指しました」という。そこで、「家族みんなが楽に乗れるという意味で『皆楽(カイラク)』というキーワードにしました」。

ボディサイズについては3代目より全長+50mm、全高+45mmとサイズアップしたものの、車幅は5ナンバーをキープするために変化はさせなかったという。これは「スパーダ」も同様である。また、室内空間もサイズアップしたことで、容積比較でも先代、競合とも十分広いクルマになったという。

4代目のステップワゴンは3代目の反省を踏まえ原点回帰したものといえるだろう。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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