フォルクスワーゲンは15日、欧州向けに用意する新シリーズ、「エクスクルーシブ」の概要を明らかにした。ラグジュアリー性を追求した新しいパッケージオプションで、第1弾は『ゴルフエステート』(日本名:『ゴルフヴァリアント』)に設定される。
エクスクルーシブは特別なフォルクスワーゲンを手がける「VWインディビジュアル」が、「Rライン」の次の柱となるべく開発した新シリーズ。Rラインがスポーツ性を強調しているのに対して、エクスクルーシブはラグジュアリー志向でまとめられている。
エクスクルーシブのハイライトは内装だ。「ナッパ+ヴィエナ」と呼ばれるフルレザーインテリアとなり、色はSioux+チタンブラック、シナモン+チタンブラックの2種類から選択できる。フロントにはヒーター付きのスポーツシートを採用。ステアリングホイール、シフトレバー、サイドブレーキはレザー仕上げだ。パノラマサンルーフ、電動ランバーサポート、高級オーディオも用意された。
外観は17インチのチタンシルバー塗装のアルミホイール「シエナ」を装備。タイヤは225/45ZR17サイズを組み合わせる。スポーツシャシーがセットされ、車高は15mm低められた。
ゴルフエステートのエクスクルーシブは今秋、欧州主要国で販売開始。フォルクスワーゲンは「順次、他の車種にも拡大する」と説明しており、今後の車種ラインナップが注目される。