レクサスは、レクサスブランド初のハイブリッド専用モデルとなる4ドア・セダン『HS250h』を開発し、全国のレクサス店を通じて、14日より発売した。
HS250hは、レクサスの「高級の本質」を追求するという理念のもと、その名の由来である「Harmonious Sedan」をテーマに、地球並びに人との調和に加え、上質との調和も備えたクルマを目指して開発した。
具体的には、ハイブリッドシステムの搭載などにより、プレミアムセダンとしては優れた燃費性能23.0km/リットルと高い動力性能との両立を意図するとともに、植物を原料とした環境負荷低減素材であるエコプラスチックを内装部品などに積極的に採用した。
さらに、動作、視線移動といった人の負担を少なくし、ドライビングに集中できる環境づくりを追求したコックピットを採用した。他とは一線を画す“プレミアムセダンの新種”であるとする。
エンジンは型式:「2AZ-FXE」。排気量:2362cc、最高出力:110kW(150PS)@6000rpm、最大トルク:187Nm(19.1kgfm)@4400rpm。モーターは最高出力:105kW(143PS)、最大トルク:270Nm(27.5kgfm)。システム全体の最高出力は140kW(190PS)となる。バッテリーはニッケル水素。
価格は395万 - 535万円。月販目標台数は500台、店頭発表会は18 - 26日。日本に続き、9月より北米での販売を予定している。