富士重工業(スバル)が発表した5月の生産・国内販売・輸出実績によると、国内生産は前年同月比32.1%減の2万8316台だった。
新型『レガシィ』の生産が立ち上がったものの、その他のモデルの台数減をカバーできなかった。国内販売は同25.5%減の1万796台と、16か月連続でマイナスとなった。
世界生産台数は同41.1%減の3万11台と、7か月連続で前年割れとなった。
輸出は同36.7%減の1万4873台だった。カナダ向けが好調に推移したものの、米国や欧州など主要市場向けの台数が減少したため、5か月連続で前年割れとなった。海外生産は同81.7%減の1695台だった。米国工場で新型レガシィの生産準備に入っているため。