新型『プリウス』の記者発表は、6月の社長就任が内定している豊田章男社長が表舞台に立った。現在は国内営業担当でもあるため、受注が8万台を突破したことや、新モデルからの国内全チャンネル扱いにも触れた。
従来の国内2系列からトヨタディーラー全4販売系列に拡大したことについて、豊田副社長は「ハイブリッドの普及を加速するだけでなく、全国4900店のサービスネットワークを構築するということ」と、その狙いを指摘した。
顧客が一層安心してハイブリッド車を購入できるようにするためだとし、車そのものだけでなく「サービスも進化させる必要があった」と述べた。そして「プリウスは単なるエコカーでなく、アフターサービスも含めたエコシステムと考えている」と訴えた。