フォルクスワーゲンオブアメリカは、最新ディーゼルを積む『ジェッタTDI』と先代トヨタ『プリウス』の比較テストを実施。その模様を動画共有サイトで公開している。
ジェッタTDIは2008年6月に米国へ投入。ボディはセダンとワゴンの2タイプがあり、エンジンはフォルクスワーゲン自慢のクリーンディーゼル、直噴2.0リットル直4ターボディーゼル「TDI」(140ps、32.6kgm)を搭載する。
高い環境性能は、ジェッタTDIの特筆ポイント。米国EPA(環境保護局)燃費は、市街地が12.75km/リットル、高速が17.43km/リットル。排出ガス性能は全米50州のディーゼル規制をクリアしている。
ジェッタTDIは、現地価格が2万2270ドル(約220万円)からということもあり、米国では導入以来大人気。昨年11月のロサンゼルスモーターショーでは、「グリーンカーオブザイヤー」をディーゼル車として初めて受賞した。
今回の比較テストは、「ディーゼルは遅い」という先入観を払拭する目的で実施。比較相手には米国で人気のハイブリッドカー、プリウスが選ばれ、ドライバーには米国のワンメイクレース、「ジェッタTDIカップ」のプロフェッショナルが起用された。
2台は0-400m加速、スラローム、スキッドパッドの各テストにトライ。注目の結果は、動画共有サイトで見ることができる。