バンテックは、公正取引委員会に対し、審判請求することを決定したと発表した。
同社は、公正取引委員会から国際航空貨物利用運送業務に係る運賃および料金について、独占禁止法に違反する行為があったとして、3月18日に排除措置命令と課徴金納付命令を受けた。
命令では、同社が国際航空貨物利用運送業務の運賃、料金に係る荷主向け燃油サーチャージ、一定額以上のAMSチャージ、一定額以上のセキュリティーチャージ、一定額以上の爆発物検査料を荷主に対し新たに請求することを他の事業者と合意していたとして、独占禁止法に違反する行為にあたるとしている。
しかし、これら取引での公正取引委員会の判断と同社の考え方に相違する点があることから、審判で同社としての考え方を明らかにし、公正な判断を求めるとしている。