ヤマハ発動機は、1000ccスーパースポーツの新製品、『YZF-R1』を国内向けに6月15日から発売すると発表した。同社が1000ccスーパースポーツモデルを国内市場に投入するのは初めて。
YZF-R1は「アルティメイト・コーナーリング・マスター1000」をコンセプトとした製品で、国内に投入するのモデルは昨年9月から欧州に投入している6代目。これまで、逆輸入などでは流通していたが、国内導入することで欧州で人気のスーパースポーツの高性能、高品質感を求める国内のニーズに対応する。
エンジンは、MotoGPマシン「YZR-M1」の技術をダイレクトに反映、車体を全面新設計した。MotoGPマシン同様、クロスプレーン型クランクシャフトを備える水冷4ストローク並列4気筒F.I.(フューエルインジェクション)エンジンを搭載する。鮮明感のあるトルク特性によるリニアな駆動力特性、高いコーナリング性能が特長。ボディは、ヘッドライト一体式のエアインテーク、アップマフラーなどの採用で躍動的なアート感を演出した。
カラーリングは、ディープパープリッシュブルーメタリックC、ブルーイッシュホワイトカクテル1、ブラックメタリックXの3色を設定した。
国内での販売計画は年間1200台。価格は141万7500円。