16日にお台場地区メガウェブで、トヨタの09年モータースポーツ活動および支援計画が発表された。今シーズンのGT500クラスのレクサス(トヨタ)勢は、TEAM TSUCHIYAが撤退し、5チーム体制で挑む。会場にはSUPER GTに参戦する09年型のレクサス『SC430』の38号車(レクサス チーム ゼント セルモ)も展示された。見た限りだが、08年型との外見上の差異は、まずワイド&ローになった点が挙げられる。全長と全幅はベース車両のものしか公表されていないが、実際にはディメンション的にかなり数値の変化があるはずだ。08年型よりもさらにベース車両の面影が少なくなっている。また、車体全体でフィン(整流板)が減っている点も目立つ。フロントタイヤハウス上の垂直フィンや、リヤスポイラーの側面の2枚の水平フィンがなくなった。おそらく、ワイド化と低重心化で安定感を出せたため、こうしたフィンはあまり必要なくなったものと思われる。SC430のスペックは以下の通り。車両型式:UZZ40全長×全幅(ベース車両):4535mm×1825mmトレッド(ベース車両):前1550mm/後1530mm車両重量:100kg以上トランスミッション:6速シーケンシャルクラッチ:カーボン製トリプルプレートサスペンション:前後ダブルウィッシュボーンブレーキ:ベンチレーテッドディスクエンジン型式:RV8KG種類:水冷V型8気筒DOHC32バルブ総排気量:3399ccエアリトリクター径:φ29.1(ツイン)/車両重量1100kg最大出力:460PS以上最大トルク:40kg・m以上