シトロエンは、3日から開催したジュネーブモーターショーに、コンセプトカー『DSインサイド』を出展した。34年ぶりに復活する「DS」の名前は、シトロエンの名車に敬意を払いつつ、同社のラインナップ中の高級レンジの意味で使用される。
DSインサイドはコンパクトボディでありながら、高いクオリティを備えているのが特徴。ボディは3ドアのハッチバックで、太いBピラーやワイドなフェンダーが力強い印象だ。グリルやドアミラーなどには、アクセントとしてクロームメッキがあしらわれる。
シトロエンはDSシリーズを2010年から発売する計画だ。市販時には小型車、中型車、大型車の3種類が用意され、車名は『DS3』、『DS4』、『DS5』になるという。今回発表されたDSインサイドは、DS3としてデビューを飾るものと思われる。