日野自動車は5日、大型観光バス『セレガ』の乗降口に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2005年8月26日-2009年2月13日に製作された2220台。
スイング扉挟み込み防止機構用スイッチの防水性が不適切、および扉ロック位置を検出するスイッチ上部のカバー形状が不適切なため、両スイッチが故障した場合に、扉の挟み込み防止機構が作動し、走行中に扉が開くおそれがある。
全車両、スイッチを防水式に交換するとともに、スイッチカバー部にカバーがないものはカバーを追加する。対策品の供給に時間がかかるため、暫定措置として扉の挟み込み防止機構を非作動にする。
不具合発生はなく、他社からの情報でわかった。事故は起きていない。