アウディは3日、ジュネーブモーターショーで『TT』の頂点に立つ最強仕様、「RS」を発表。動画共有サイトでは、その走行シーンを収めたPR映像を公開している。
TT RSはクーペとロードスターの2ボディを設定。そのハイライトは新開発直噴2.5リットル直5ターボ「TFSI」で、最大出力340ps、最大トルク45.9kgmを発生する。トランスミッションは新開発の6速MT、駆動方式はフルタイム4WDの「クワトロ」だ。
パフォーマンスはRSのネーミングにふさわしいもの。0-100km/h加速はクーペが4.6秒、ロードスターが4.8秒。最高速度は250km/h(リミッター作動)だが、リミッターを解除すれば、最高速は280km/hに達する。足回りは10mmローダウンのスポーツサスペンションをはじめ、専用ブレーキ、245/45ZR18タイヤなどで強化された。
外観は専用フロントバンパー&グリル、専用の大型リアスポイラーなどを採用して、最強グレードらしい高性能ぶりをさりげなくアピール。PR映像の中でも、他のTTシリーズとは異なるRSのスポーティなルックスが確認できる。
TT RSのポテンシャルの高さをうかがわせるPR映像は、動画共有サイトで見ることができる。