ポルシェSE、監査役会の人事を決定…ポルシェ議長が留任

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ポルシェ・オートモービルホールディングSEは、年次総会後に監査役会議を開いてヴォルフガング・ポルシェ議長と、ウーヴェ・ヒュック副議長の留任を全会一致で承認した。

年次株主総会では、監査役会における株主代表メンバー(任期5年)が全会一致で再選された。株主の代表となるのはヴォルフガング・ポルシェを議長とし、フェルディナンド・オリヴァー・ポルシェ氏、ハンスペーター・ポルシェ氏、フェルディナンド・K.・ピエヒ氏、ハンス・ミヒェル・ピエヒ氏、ウルリヒ・レーナー氏。
 
一方、従業員の代表メンバーは変更した。ポルシェSEがフォルクスワーゲン(VW)の株式を買い進め、2008年9月に議決権付き株式の所有比率が35%を超えたため、VWはポルシェSEグループの傘下に入った。これに伴って2008年12月にポルシェSE労使協議会が再編され、2009年1月27日にポルシェSE監査役会における従業員の代表が任命された。新たにメンバーに加わったのは、VW AGの総労使協議会およびポルシェSEの労使協議会のベルント・オスターロー議長、アウディAGのペーター・モッシュ総労使協議会議長、IGメタル(ドイツ金属産業労働組合)のベルトールト・フーバー議長。
 
ポルシェAGグループの労使協議会議長およびポルシェSEの労使協議会副議長のウーヴェ・ヒュック氏、ポルシェAGの労使協議会のヴェルナー・ヴェレシュ委員、IGメタル・シュトゥットガルト支部のハンス・バウアー第1正式代表らは、監査役会での現在の地位のまま再任された。
 
さらに今回の会議の中で、ハンス・ミヒェル・ピエヒ氏がポルシェSE監査役会の執行委員会における株主代表として、ベルント・オスターロー氏が同じく従業員代表としてそれぞれ任命された。

《レスポンス編集部》

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