コーンズ・アンド・カンパニー・リミテッドは30日、マセラティ『クアトロポルテ』『グラントゥーリズモ』の緩衝装置に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2004年2月9日 - 2008年9月4日に輸入された1565台。
緩衝装置のサスペンションアームとハブキャリアを連結しているボールジョイント部取り付けナットが締め付け不足のため、ナットが緩んでボールジョイント部が折損し、走行不能に至るおそれがある。
全車両、ボールジョイント部取り付けナットの緩みを点検し、緩みがあった場合にはサスペンションアームとハブキャリア一式を新品と交換する。
不具合発生はなく、イタリア本国からの情報でわかった。事故は起きていない。