トヨタ自動車が28日発表した12月の生産・国内販売・輸出実績によると、国内生産は前年同月にくらべ25%減の24万4175台だった。国内向け・輸出向けともに減少し、11月に続き2割を超える大幅なマイナスだった。
同月の輸出は、欧米を中心にほぼ全地域向けが減少し前年同月にくらべ25.2%減の17万5378台だった。国内販売も同17.7%減の7万7234台と2ケタのマイナスが続いた。
グループのダイハツ工業の国内生産は同2.1%減の6万776台、日野自動車は同40.2%減の5167台といずれも減少。グループ総合計の国内生産は、前年同月にくらべ21.8%減の31万118台だった。
トヨタ単体の海外生産は前年同月にくらべ24.7%減の23万4852台だった。国内と海外を合わせた世界生産台数は同24.9%減の47万9027台だった。グループ合計の海外生産も同24.1%減の24万2466台、世界生産は同22.8%減の55万2584台だった。