ホンダは新型『アコード』を発売した。パワートレインは、206馬力の2.4リットル直4エンジンと5速ATの一本立てとなる。アコードの開発責任者 池上博之氏は「この2.4リットルの走りがベストだと確信しています」と語る。
ー燃費を考えると、『オデッセイ』に搭載された173馬力のエンジンとCVTの組み合わせもありだったのでは。
池上:「低出力版+CVTの組み合わせは、当初から全く考えていませんでした。欧州モデルについては燃費規制の関係で2リットルやディーゼルもラインナップしていますが、もともと私のイメージするアコードの走りは、この206馬力エンジンがあって初めて実現できるものだと思っていましたから」
池上:「なお、先代モデルには2リットルの高出力エンジンを搭載したユーロRというグレードがありましたが、現時点では北米向けSUVに積んでいる2.2リットルターボを含め、高出力エンジンを載せたグレードを追加する予定はありません」