【D視点】ホンダデザインの挑戦?…フリード

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ラグジュアリーカー

シンプルな線と面で構成されるホンダデザインは、カジュアルな若々しさを特徴としている反面、高級感に欠ける。ラグジュアリー市場拡大を試みるとき、ホンダのこれまでの美点はマイナスに作用する可能性が大きい。

フリードのデザインは1クラス上の立派さを表現しており、課題である高級感をクリアしている。フリードが新世代のホンダデザインとして認められれば、『フィット』に次ぐ大ヒットが期待される。そうなれば、ホンダのコーポレートイメージも安泰かと思われるが、はたしてそうであろうか。

他社のデザイン手法を真似たように感じさせる方法で高級感を実現したフリードは、時流に合ったカッコよさはあるが、同時に、流行を取り入れた建売住宅のような、安直な高級感が見えてしまうところもあるのだ。

ラグジュアリーの重要な要件は他社にはない優れたオリジナリティだ。そしてラグジュアリーカーメーカーになるための多様な挑戦も大切だ。だが、次世代のホンダデザイン創造の、心意気を常に表していくことも求められる。今後の挑戦では、このような心意気の片鱗でもいいから感じさてほしい。

《松井孝晏》

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