富士重工業の竹中恭二相談役は3日から幕張メッセで開幕する「セミコン・ジャパン2008」で特別講演を行う。日時は4日11時からで、テーマは「サービスロボットの現状と課題 - ロボティクス応用による新たな産業創造への期待と課題 -」だ。
竹中相談役はロボットビジネス推進協議会会長を務め、同協議会の設立発起人4人のうちの1人でもある。2年前の設立総会で「サービスロボットはまだ本格的なビジネスの段階に至っていない。ロボットの作り手だけではなく最終ユーザー創出まで含めた取り組みが急務」と語り、ロボットビジネスに対して並々ならぬ思いを持っている。
4日の特別講演では、ロボット技術の実用例を紹介しながら、さらなる発展への課題と将来の姿などについて話す予定だ。