振り込め詐欺の被害者を一人でも少なくするために、警視庁振り込め詐欺緊急対策本部は、バイク便やライダーにも注意を呼びかけている。
バイク便を使おうとする振り込め詐欺を、バイク便側で見分けるコツは3つある。
1. 荷物を預ける人が高齢者で、ひどく慌てている。
2. 荷物の状態が、小さな小包か紙袋である。
3. 指定された届け先に向かう途中で、コールセンターやバイク便ライダーに連絡が入り、行き先を変更。駐車場や道路上、または駅前などで荷物を受け取ろうとする。
振り込め詐欺緊急対策本部は「高齢者が依頼主である場合は、中身が現金ではないか、また、配送目的は何かを確認してほしい。もし振り込め詐欺だと思えるような場面に遭遇した場合は、警察に即報してもらいたい」
警察の現金自動預払機(ATM)での警戒が強化される中、バイク便を使った現金詐取を狙う犯行は、今後も増えると考えられる。